2019年2月17日(日) ヴァイオリン コンサート
1) . W.A. Mozart Aus der Sonate für Violine und Klavier in D-Dur
W.A. モーツアルト KV 306 , 1. Satz Allegro von Spirito 5’15”
ヴァイオリンとピアノのためのソナタ 二長調 KV.306 より
1楽章 アレグロ・コン・スピリート
2) J. Brahms Scherzo in c-Moll für Violine und Klavier
ヨハネス・ブラームス aus der F.A.E. Sonate 5’15”
スケルツォハ短調 ヴァイオリンと ピアノのためのF.A.E.ソナタ より
3) C. Debussy Beau Soir 4’
クロード・ドビュッシー 美しい夕暮れ
4 ) F.Kreisler Marsche miniature viennois 3’
フリッツ・クライスラー ウィーン風小行進曲
5) J. Massenet. Meditation from Thais 4’30”
ジュール・マスネ タイスの瞑想曲
6) A. Piazzola. Revirado (Tango ) 3’30”
アストール・ピアソラ レヴィラード ( タンゴ )
7) F. Drdla Fantasie über Carmen von G. Bizet Op. 66 11’
フランツ・ドルドラ ビゼーのカルメンによるファンタジー
ーーーーーーーーーーーーPause 10’ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8) J. Williams Theme from “Schindler‘s List “ 5’20”
ジョン・ウィリアムズ 映画『シンドラーのリスト』のテーマ
9) C.A.Miles ” I come to the garden alone “ ( Text : C.A.Daniel)による即興演奏
C.オースティン・マイルズ 作詞:C.A.ダニエル
10) D.Zschech “ The Potter’s Hand “ ( 1998 ) ”陶器師の手”による即興演奏 ダルレーン・チェッキ 作詞:ダルレーン・チェッキ
ジャクリーン・ロシェック
ヴァイオリン
略歴 スイスのフリブールに生まれる。 地元フリブールの音楽院、またチューリッヒ音楽院でヴァイオリンとヴィオラを学び、超絶技巧のコンサートディプロマを得た後、ミグロス奨学金をえて、ウィーン音楽大学にてギュンター・ピヒラー、エドアルド・メルクスに師事。
ソリストとして、また、室内楽奏者としての活動のほか、数々のオーケストラでの第一ヴァイオリン奏者としての経歴のほか、ウィーン・ヨハン・シュトラウスカンパニーやアンサンブル・カライドスコープ・ウィーンのコンサートマスターとして演奏活動。 オーストリアの作曲家による作品の初演を数々こなす。
1986年から2018年までウィーン音楽大学にて教授として後進の指導にあたり、そのきめ細やかな指導に多くの学生の信頼を得る。 また、オーストリア・マスターコース・ツェルアムゼーの講師、オーストリア国内コンクールでの審査員にも招聘されている。 ボエーム・クアルテットのCDがオーストリア放送局よりリリースされた。
詳細履歴 ジャクリーン・ロシェック女史は、最初に彼女の生まれたスイスのフリブール市フリブール芸術学院でバイオリンとビオラを研鑽、更にスイス・ロマンド管弦楽団コンサート・マスターであるペーター・リバー教授にジュネーブ音楽院で師事し、超絶技巧演奏科卒業証書と教育資格証書を最優秀で取得、ミグロス文化推進機関より奨学金を授与された。
奨学金によって、ウィーン国立音楽大学で、エドアルド・メルクスとアルバン・ベルク・カルテットの第一バイオリン奏者ギュンター・ピッヒラーに師事した。
ヘンリク・シェリング、ギデオン・クレマー、イェヒュディ・メニューイン、エルンスト・コバチッチ、ハインリヒ・シフ、フィリップ・アントルモン、クリストフ・エッシェンバッハおよびルドルフ・ブーフビンダー等との出会いによりバイオリンおよび室内楽のいくつかのマスターコースを終了。
ソリスト或いは首席ヴァイオリニストとして、アンサンブルのヴィーナー・ボエーム・クワルテット、ヴィーナー・コンツェルトフェライン(ウィーン交響楽団の室内楽団)、ウィラ・スル・グレーンのアンサンブル・ヴォーカル & インステゥルメント、ウィーンオーパンバルアンサンブルと共に、全欧、米国、ブラジル、日本、それに近東諸国に演奏旅行をしている。
また、ウィーンのアウグスティーナ教会のオーケストラ、ウィーン女性室内楽団で長年コンサートマスターであったとともに、ビージャン・カーデム・ミサク指揮のもと、日本でのコンサートツアーにて、オーケストラ・アカデミア・アレグロ・ヴィヴォにおいてもコンツェルトマスターを務めた他、ニコラウス・アーノンクール率いるコンツェントス・ムジクス(古楽のための古楽器室内楽団)の団員でもあった。
2002年には、ウィーン交響楽団のメンバーによるヴィーナー・シュトラウス・カンパニー室内楽グループを創立、更に2003年には、アンサンブル・カライドスコープ・ウィーンを創設し、このグループにより、リンダウアー・インゼル・シンフォニーやドイツのリーデ・シュヴァレンベルクの音楽祭、オーストリアのブレゲンツやザンクト・ガーレン音楽祭、イタリアのトラパニとイグレシアス、ノルウエーのドラッメン、ギリシャのサントリニと古代ネメアにあるゼウス神殿遺跡での国際音楽祭のようないくつもの音楽祭で演奏活動を行った。
この二つのアンサンブルによるコンサートツアーにより、ドバイ、ブラジル、フランス、トルコ、オーストリア、それにスイスへと、演奏活動は広がっている。共演者はウィーン・フィルやウィーン交響楽団の首席奏者のような優れた音楽家である。
女史は、オーストリアの作曲家たちによる現代の作品の初演をも沢山手がけている。
教育者として、スイスのフリブール音楽院で修士クラスを担任ののち、1986年より長年にわたり、ウィーン国立音楽大学でバイオリンとビオラの教授として後進の指導にあたった。
さらに、ウィーン音楽セミナー、ブラジルのフランシスコ・ベトラオ音楽祭において、また、オーストリア・マスターコース・ツェルアムゼーにて、マスターコースの講師に招聘されている他、プリマ・ラ・ムジカ音楽コンクール(オーストリア青少年コンクール)の審査員の一人でもある。
細木朝子 ピアノ
略歴 東京に生まれる。 フランクフルト及びウィーン国立音楽大学にて、ピアノ、室内楽、声楽伴奏、作曲を学ぶ。
1997年よりウィーン音楽大学の伴奏専門講師。教会音楽家としても活動している。
ザルツブルク・モーツァルテウム夏期国際音楽講習会にてノーマン・シェトラーのアシスタント、草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルにてアシスタントピアニストを務める。
テレビ局アルテ制作によるフーゴー・ヴォルフのTV映画、イスラエル・テレビによる”テオドール・ヘルツルの子孫たち”のドキュメントにてピアノ演奏。ニコラ・フェルバーとのCD録音などがある。
詳細履歴 東京に生まれる。 幼少の頃からキリスト教会に通い、教会音楽に大きな影響を受け、中学生の頃から礼拝での奏楽を生涯のライフワークとする。
ピアノを故・塚本ルリ子に師事。フェリス女学院短期大学音楽科卒業、副手を経て、フランクフルト音楽大学ピアノ室内楽科にてディプロム取得。 ライナー・ホフマン、ハルトムート・へルに師事。
その後、オーストリア政府奨学金を受け、ウィーン国立音楽大学ピアノ声楽伴奏科修士卒業。
ピアノをアレクサンダー・イェンナー、声楽伴奏をロマン・オルトナー、ノーマン・シェトラーに師事。同校作曲科にて、ディートマル・シェーマンに師事、和声法・対位法を終了。
さらに教会音楽家としての活動を深めるためにウィーンの教会音楽院にて教会音楽を専攻、教会音楽家B級取得。
マスタークラスにて、故ペーター・フォイヒトヴァンガー、故エデイット・ピヒト=アクセンフェルト、故アンリエット・ピュイグ=ロジェ、フェレンス・ラドシュ、故カール・ゼーマン、アンドラーシュ・シフ、遠山慶子、故エリック・ヴェルバ、故カルロ・ゼッキから薫陶を受ける。
室内楽奏者、声楽伴奏者として主に活動。テレビ局アルテ制作によるフーゴー・ヴォルフのTV映画にて演奏、ニコラ・フェルバーとのCD録音がある。
オーバーエステライヒ州立音楽学校ピアノ講師を経て、1994年より現在まで、ウィーン国立音楽大学伴奏専門講師。
また、1998年から2000年までの各年、日本各地でエディット・マティスの伴奏を務める。
2005年からは、オーストリアの埋もれた女性作曲家の作品を紹介する演奏活動を開始、アンドレア・シュヴァープと、スイス、イスラエル、ポーランドにてオーストリア文化フォーラムの後援で演奏。
また、ザルツブルク・モーツァルテウム夏期国際音楽講習会や草津夏期国際音楽アカデミー&フェスティヴァルなどでアシスタント、伴奏、 通訳を務める。
泉佐野福音教会
日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団
〒598-0031 大阪府泉佐野市東羽倉崎町7-1
TEL:072-465-5159 ( FAX 共通)
E-mail:sanogospelhallelujah@maia.eonet.ne.jp